説得力がないって言われるけど、どうしたらいいんだろ
自分の思いを相手に伝えたくても説得力がないと相手は納得しません。
説得力がないと相手が感じるのはどうしてなのか。話す内容は同じでも、伝え方を良くすれば相手の気持ちは変わります。
説明するの苦手だから…とあきらめるのは早いです。説得力がない理由を知り、説得力を高めるコツさえつかめば解決できます。
この記事を書いている「ほそめパパ」と申します。
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現在の私は仕事で人材育成に取り組んでます。今やコミュニケーション能力を問われる時代です。技術職でも技術面より必要なスキルとなっています。
今回は、説得力がある説明をするにはどうすれば良いのか解説していきたいと思います。
目次
説得力とは?
説得力とは、会話などによって相手の心を動かして行動させる力です。営業職だけではなく、人と接する仕事なら誰もが身に付けておきたい重要なスキルの1つです。話す内容は同じでも説明の仕方で結果は変わります。
難しい商談でも説得力しだいで成立することはあるし、簡単そうな商談でも説得力がないと成立しないこともあります。お客さんに説明するなら納得してもらわないと仕事にならないし、管理職なら説得力がないと部下はついてきません。
説得力を高めるにはどうすれば良いか解説していきますね。
説得力がある説明とは?
説得力がある説明には理由があります。話し方や考え方、行動などによって相手の気持ちは変わります。- 説得するには根拠が必要
- 相手の気持ちになる
- 言い切った表現にする
説得力がある説明をするには、このような意識を持って行動すれば説得力が高まります。
説得力があるなぁと感じる人を思い浮かべて下さい。このような意識をしてることが分かるでしょう。
説得するには根拠が必要
説明する話に根拠がないと説得するのは難しいです。ビスケットブラザーズってコンビが面白いから見てみて。
お笑いのテレビをあまり見ない人なら、誰だよそれ。と頭に話がまったく入りません。
自分では面白いから見て欲しいと説明しても、根拠がないと相手の気持ちは動きません。それでは根拠をつけてみましょう
キングオブコントでこの前優勝したビスケットブラザーズってコンビが面白いから見てみて。
キングオブコントって確かコント日本一を決めるお笑いの大会だったよな。それなら面白いかもしれない。
このように根拠があれば相手は納得しやすいです。根拠がなければ相手は「なんで?」と疑問が頭に浮かびます。
相手の気持ちになる
どれだけ自信がある根拠でも、相手に伝わらないと意味がありません。大切なのは、自分の気持ちではなく相手の気持ちです。相手の気持ちになって、知らないことがない理解しやすい説明にしましょう。
先ほどの例では、キングオブコントを知らない相手だと納得しません。相手によって話す内容を変えることも状況によっては必要です。
説明してるとき、相手に伝わってなさそうなら聞いてあげましょう。話を聞いてるうちに知らないことが出てきて内容が分からなくなると、その話はただの独り言となり会話ではなくなります。
言い切った表現にする
言い切らないと聞いてる相手は心配になります。- 面白いかもしれない
- 面白いらしい
「かもしれない」「らしい」などハッキリしない説明では不安になります。聞いてると他人ごとに感じてしまい説得力がありません。
面白いから見てよ!
相手に伝えたいという気持ちが強いなら、言い切った表現にすればその気持ちは相手に伝わります。
言い切った方が説得力はありますが、話す本人が納得してないなら話すのはやめた方が良いです。たいして知りもしないのに言い切るのは危険です。
芸能人が高額商品を低額で落札したというペニオク詐欺事件がありました。これはやらせの宣伝をしてサイトの運営業者から紹介料を受け取ってました。つまり、ウソをついて相手をだましたわけです。
だますつもりはなくても結果的にトラブルとなるかもしれないので、適当なことを伝えるのはやめましょう。
説明するときに気をつけること
相手の気持ちに寄り添いながら、根拠のある説明を言い切った表現で伝えれば説得力があることは間違いありません。ですが、説明が苦手なら説得力がある話でも相手に伝えるのは難しいです。こちらで詳しくまとめてるので、あわせてご覧ください。
話すときには自信を持って説明することを意識しましょう。小さな声や質問されるたびに焦ってしまうと聞いてる側は不安になります。
どれだけ根拠があっても、説得するのが難しいときもあります。
口と行動が伴わないと説得力がない
管理職なら部下に指導することがあります。ここで注意すべき点は、自分が出来てないことを部下に押し付けてはいけません。
遅刻はしないように!と正しいことを伝えても、本人が遅刻をしてたらぜんぜん説得力がありません。
- 提出物の期限は遅れないように
- ムダな残業は減らしましょう
社会人としては当たり前のことでも、伝えてる本人が守れてないと「いや、あんたも出来てないやん」とツッコミたくなりますよね。
仕事で役に立つから資格を取りましょう
話してる本人がその資格を持ってないと何の説得力もありません。もし指導する立場で自分が出来てないなら直すことから始めましょう。
会社の方針でも、自分が出来てないことを指示されても相手は進んで行動しません。
見た目は重要
職業や説明する内容しだいで見た目はとても重要になります。40代の男性がダイエットや薄毛で悩んで相談先を探してます。
- 太ってるトレーナーのダイエット講座
- 太ってる医者の体調管理の説明
- 薄毛の医者の薄毛治療の説明
見た目だけで判断してはいけませんが、あなたなら講座や説明を受けたいですか?ぜんぜん説得力がないので他を探しますよね。
見た目が大きく影響する職業なら、最初に改善した方が良いでしょう。正しいことを説明しても説得力がありません。
どれだけ輝かしい実績があっても、見た目で相手を心配させることに間違いはないです。
まとめ
仕事の頑張りを評価されるにはどうすれば良いか、おさらいしましょう。- 【説得力がある説明】
説得するには根拠が必要
相手の気持ちになる
言い切った表現にする - 【注意すべき行動】
口と行動が伴わない
見た目は重要
これを意識すれば説得力が高まり納得させることができるでしょう。
説得力を高める意識を見つめ直し、客観的に出来てるか考えてみてはいかがでしょうか。少しでも参考になれば嬉しいかぎりです。
というわけで、説得力を高める説明の仕方やダメな部分がないか意識をしてみましょう。
相手の気持ちになり根拠のある説明が出来たら、かならず思いは伝わります。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。