ツムツムのハート自動送信のプログラムで使用する関数を紹介【参考】

投稿日:2021年3月17日 |最終更新日:

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「ツムツムのハート自動送信でプログラムを作ってるけど、どんな処理を関数として登録すればいいんだろう?」

このような疑問にお答えします。

この記事では、ハートの自動送信で使うFRepの関数について紹介します。

関数の紹介

関数について、ご存知かもしれませんが、簡単に説明します。

いくつかの処理をまとめて整理し、1つのかたまりとして扱うことができます。その集まったものを「関数」と呼びます。関数のまとめ方は、数ではなく種類で分別すると整理しやすいです。

関数の参考例
1人のハートの送信をする時は、この3つの操作を行います。
「ハートをタップ」
  ↓
「OKをタップ」
  ↓
「確認の画面をタップ」

プログラムを作る時は、この3つの操作の処理を追加します。この一通りの動作を関数として登録しておきます。そうすると、登録した関数を呼び出せば、同じ動作をしてくれます。

整理された分かりやすいプログラムを作るなら、関数は使えるようになりましょう。
FRepの関数の作り方、使い方はFRepのプログラムの作り方と整理の仕方【手順を詳しく解説】をご覧下さい。

解説している自動送信では、こちらの関数を使っています。

  • 一番下へ
     ランキングの一番下へスクロール
  • 長いスクロール、短いスクロール
     4人分のスクロール
  • ハートオール
     ハートを受け取り、ランキングへ移動
  • ハート送信
     画面上のハートを全て送信


ここからは、関数の処理内容を解説していきます。関数名は、処理内容に影響しません。分かりやすい名前にしましょう。

一番下へ

「一番下へ」の関数の内容です。

一番下までスクロールが出来なければ、ハートの送信漏れが発生します。今後増える人数を想定した多めのスクロールしておきましょう。もし人数が増えて、スクロールが足りなくなれば録画し直しましょう。

長いスクロール、短いスクロール

「長いスクロール」の関数の内容です。

「短いスクロール」の関数の内容です。

それぞれ4人分のスクロールの録画になります。スクロールの移動距離が少し異なり、ズレを調整する為に2つ用意しています。

4人分のズレないスクロールの作り方は、ハートの送信漏れを防ぐのにかなり重要です。詳しくは【重要】ツムツムの自動送信のスクロールがズレないテクニックを解説をご覧下さい。

ハートオール

「ハートオール」の関数の内容です。

メールボックスからハートをまとめて受け取り、ランキングの画面まで戻る操作になります。画像のタップは画像認識を使っています。

画像認識の使い方はツムツムの自動送信のタップミスを防ぐ【Frepの画像認識を解説】で詳しく説明しています。

画像認識の設定は、こちらの画面を参考にして下さい。

画像認識で設定する画像は、赤枠で囲っている部分になります。設定する画像の大きさは、判定したい画像より小さく指定しましょう。大きいと上手く判断が出来ない事があります。

2.ハートボックス

3.まとめて受け取る

4.OK

5.とじる

6.とじる

タップするのは、録画を使ったタップではなく、画像認識で作ればタップのミスは起こりません。

ハート送信

「ハート送信」の関数の内容です。

表示している画面のハートがなくなるまで、ハートのタップと確認画面のタップを繰り返します。

2.ハートのタップは画像認識の範囲指定を使います。


ハートのタップの設定の注意ポイント
ハートのタップで気をつけるポイントが2つあります。

  1. 判定時間
  2. 判定で失敗した時の次の処理

1つ目は、判定時間です。

他の画像認識の設定と異なり、判定時間は3.0秒と短めの設定にしています。

理由は、画像認識の判定の失敗を「ハートが全てなくなった」判断に使っています。この他の画像認識では、基本的に失敗しません。失敗する場合は、設定ミスか通信エラーです。

この判定時間は、画面のハートを全てタップした後に待つ時間になります。短い方が良いですが、短すぎると判定処理自体が失敗する事があるので、その点だけ注意して下さい。

2つ目は、判定で失敗した時の次の処理です。

画面のハートを全てタップした後、この関数の処理を終わらせます。つまり、判定で失敗した時は、次の処理に進まずに、「5.待機」にしています。

3.OKを画像認識でタップします。

4.赤枠で囲っている部分を画像認識でタップします。

ハートが見つかりOKをタップした後は、もういちどハートの判定処理を呼び出します。ハートがあるのかもう一度確認するので、次の処理に進まずに、関数の始めの「1.待機」にしています。

まとめ

今回は、ハート自動送信で使うプログラムの関数を紹介しました。

関数を使い始めたけど、処理のまとめ方が分からない時の参考にでもなれば幸いです。

ツムツムのハート自動送信のプログラムの作り方は、こちらで解説しています。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

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    -ツムツム

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