どうもほそめパパです。
今回はハートの自動送信で使う自動化アプリFRepの機能とタスクアプリについて解説します。ハートの自動送信で使う機能についてのみ解説します。
覚えるものが多くなるとどれを使ってよいか迷ってしまい混乱してしまうので、必要最小限の機能だけで自動送信をするようにしています。
ここで説明する機能はツムツムのハートの自動送信で使います。聞き慣れない言葉で難しく感じてしまうかもしれませんが、やってみると簡単なので参考にして下さい。
FRepで使う機能
ツムツムのハートの自動送信ではこちらの赤枠で囲っている部分の機能を使います。

関数呼び出し
使い回しが出来るように1つ、又はいくつかの処理をまとめたものを関数と呼びます。録画したもの、又はプログラムで設定したものを関数にします。例えばハート送信を行う場合、同じ動作を繰り返します。このような時は関数として登録しておいたハート送信の動作を呼び出します。
プログラムは色んな動作の組み合わせから成り立っています
関数としてまとめる単位は動作としての名前をつけやすい単位でまとめましょう。細かすぎても使いづらいし多くなると使い回しがききません。自動送信を作るところで解説しているので参考にして下さい。
ループ開始
ループとは繰り返しの意味で繰り返したい動作で使います。その時、何回繰り返すという指定をします。ループの設定の仕方は2通りあります。
開始位置と終了位置を選んでからループを作る方法とループを作ってから繰り返す動作までループの開始と終了を動かす方法です。
繰り返す動作がすでに用意出来ている場合は開始位置と終了位置を選んでからの方が楽です。
ただしバグっているので使わないでください。
面倒ですが、ループを作ると処理の流れの最後に開始と終了が作られるので移動させて使うようにして下さい。
バグっているとは思い通りに動かない動作の事をいいます。
バグっている原因として大きく2つあります。
指示の仕方が間違っている
これは条件の指定が合っているつもりが実は間違っていた。という設定でのミスによるものです。いわゆるアプリが悪いわけではなく自分のミスです。
動かしてみたけれど思い通りに動かない時は設定している値が間違っていないか一度確認して下さい。
機能自体が壊れている
これは設定は間違っていないが、設定している通りに動いてくれずにアプリに原因があります。いわゆるアプリが壊れています。
使用しているアプリは誰か人間が作ったものなので、不具合といわれるものは必ずあります。
アプリのバージョンアップというのは機能が追加される事もありますが、このような不具合を直してリリース(公開)されるという事もあります。
Androidのアプリをダウンロードする時のレビューで前は動いてたけど、新しいバージョンを入れたら動かなくなったというのもバグによるものです。
パソコンであるソフトをインストールする場合、バージョンが選べることがあります。
最新版だと新しい機能が使えるのに、なぜ古いバージョンを選べるようになっているのでしょうか?
それは新しい機能が増えることによって新しいバグが潜んでいる可能性があるからです。だから古いバージョンでは新しい機能はないが、不具合はあまりないバージョンとして安定版といういわれ方をしたりします。
ただ、スマホでGooGle Playからダウンロードする時は最新版しか選べません。
バージョンアップする事で動作がおかしくなった場合、古い方が良かったというコメントが良く見られますが古いバージョンは選べないので、次のリリースで直ることを祈るしかありません。
待機
動作と動作の間に待つ時間を設定します。例えばスクロールの後にハートをタップする動作があるとします。
その時に画面上でスクロールの動作が終わっていない状態の場合、上手くタップができなかったりします。
そのような時に待ちの時間を間に設定する事でタップできる状態になってからタップするようにできます。性能が優れているスマホでは起こりにくい現象かもしれませんが、古いスマホだと画面の操作がもたついたりします。
私はある操作と操作の間には必ず入れるようにしています。
なくても問題ないかもしれませんが、安心して動かす為に使用します。
待つ時間を設定できますが、これが悩む所です。短すぎると前の動作が終わっていない状態で次の動作が始まる事があります。ただし、長ければ良いかというと動作については問題ありませんがその分ムダな時間が掛かってしまいます。
待機の時間についてはスマホの性能によってどれ位がベストとはいえないので、ご自身で時間を変更しながらいい感じの時間を見つけて下さい。
解説の上での待機時間は参考値として載せています。
画像認識
画面と用意していた画像を比べて用意していた画像と同じ場合、異なる場合にある動作をするという使い方をします。用意していた画像とはスマホでのスクリーンショットを使います。スクリーンショットとは表示されている画面を画像データとして残す機能の事をスクリーンショットといいます。
パソコンでもスマホでも大体この機能はあります。
端末によってスクリーンショットのやり方は異なるので、ご自身の端末はどのようにすればよいかは調べて下さい。スマホであれば、電源ボタンと音量の小を長押しすればできるのが多いかと思います。
画像認識の使い方は大きく2つあります。
- 指定した画像の一部と画面が同じ場合
- 指定した画像の一部が画面のある範囲内に含まれる場合
それぞれ後で説明するif文と使い方は同じで条件を満たした場合と満たさなかった場合にどのような動作をするか設定します。
具体的な使い方としてハートを受け取るメールボックスの場所、確認をする時のOKの場所は変わらないので指定した画像と画面が同じ場合という使い方をします。
ハートの送信はハートをタップする範囲を指定してその範囲内にハートがある場合、見つけたハートをタップするというイメージになります。
画像認識はかなり便利な機能です。画像を判断してからタップを行うことができるので押し間違いというのが発生しません。ただし画像認識させる時、ネットワークがつながらないなどのトラブルによる画面が出てきた場合、その考慮を入れておかないと思い通りの動きになりません。
いきなりたくさんのことをやろうとすると上手くいかないので、少しずつできたら継ぎ足していくような感じて作っていくのが良いです。
変数
変数とはある値を入れておく「いれもの」のようなものです。動作していく上で変わっていく値を入れておくものという風に理解して下さい。
条件文で値の比較をする際に利用します。
条件文についてはif文で解説します。
実際にどのような値をいれるのか?
具体的な使用例としてこのような動作を行いたい場合、変数を使用します。
10分間ある処理を繰り返す。
厳密にはプログラムで10分を超えるまでという判定になります。10分間という判定を行う場合、処理を始めた時の時間を変数にいれておきます。現在の時間と変数の時間を比較して10分を超えた場合とすれば10分間と同じような判定になります。
ランキングで一番上までスクロールしたのでハートの送信を止める。
この場合、変数をフラグのような使い方をします。
フラグとはある状態のON、OFFを判断する為に1(ON)、0(OFF)といった値を格納します。
繰り返しの値を指定する。
ループ処理で繰り返す値を設定する事で同じ事ができます。同じ事ができるのであればなぜ使い分けているのか?使い分ける必要はあるのか?
結論としては使い分ける必要もなくループ処理でも可能です。
私は繰り返す回数が決まっている場合はループ処理を使い、繰り返す回数を調整する場合は変数を使用しています。
どちらでも使い慣れた方を使えば良いと思います。
if文
ある条件を満たした場合に○○をするといった判定文で使用します。ある条件には比較する内容を設定します。
タスクアプリとはどのようなもの?
タスクアプリとはある条件を満たした場合に指定したアプリを実行するといった事が出来るアプリです。自宅近くになったらWi-Fiをオンにする。
充電ケーブルを繋いだら音楽を流す。
といった事が出来ます。
私は無料のラマというアプリと有料のTaskerというアプリを使っています。
個人的には無料で使えるラマだけでも良いと思います。初心者としてもこちらの方が扱いやすいです。
Taskerについては有料だけあってとても機能がたくさんあります。
使いこなすとかなり便利みたいですが、細かい設定が出来る反面スマホの知識が必要になってきます。
正直、私も使いこなせていない為、Taskerについての質問には答えられません。
ではなぜTaskerを使っているのかというと、繰り返し続けるという使い方が出来るので使っています。
ラマの場合は何時から何分毎に繰り返すという事は出来ますが、日付が変わってしまった場合に対応出来ません。
例えば0時から70分間隔で開始した場合、当日の最後は○回繰り返した後、時分開始で翌日の0時開始とぶつかってしまいます。
ぶつかった場合、多分実行中のものが優先されるとは思いますが、あくまでも予想なのでわかりません。
事前に起こらないような設定にするのが正しいです。
60分毎にすれば問題ないのでは?
60分毎に同じ事を繰り返すのであれば曜日は気にしなくてもよいので可能です。
ただし、ハート送信の場合は60分毎に出来ない理由があります。
それはハートの回復の仕様になりますが、以前にハートを送信してから60分経つと回復(ハートが送信可能)します。
ハートを送信するランキングはハイスコアが更新される事で常に順位が変動します。
そうすると順位が落ちた場合、回復する前に飛ばされる可能性があります。
わかりづらいかも知れませんが、一例をあげます。
例えばランキングに100人いるとします。
前回ハート送信を行った時のランキングの51位〜100位の方が全員1位〜50位までに入ったとします。それと前回の1位〜50位までの人の点数はそのままとします。
計算上、一人あたりのハート送信に掛かる時間を5秒とします。(スクロールはこの場合、ないものとします。)
前回の送信の場合、前回の50位の方は100位の送信が開始してから50人分のハート送信を行った後に始まるので始めのハート送信(100位の送信)が開始してから250秒後に開始されます。
60分毎の送信にした場合、前回の100位が送信されてから60分が経った後に今回の100位が送信するようになります。
そうすると今回の100位は前回の50位になるので60分経っていない為、ハートの送信が行われません。
前回100位の開始から250秒遅かった分今回は250秒早まってしまいます。
そうすると51位まではハートが回復されていない為、ハートが送信されず飛ばされていきます。
50位からは60分が経っているのでハートが送信されます。
極端な内容なので、このような事は起こらないとは思いますが、60分毎に出来ない理由はこうした順位が異なる事が理由です。
ハート送信の時間の間隔より
順位が落ちた場合は送信が早まります。
順位が上がった場合は送信が遅くなります。
ランキングにいる人数が多い程可能性は高くなります。
ちょっとした豆知識ですが、月曜日にはハートの自動送信の再起動を行わず、ランキング固定にされている方が多いです。
理由は0点の順位が再起動する度に変わったりします。(一定の条件で並べてないのかわかりませんが)
月曜日はスコア上げしていない人がたくさんいるので0点の人が多いです。
そうすると再起動を行う事で0点のままでも順位が落ちる事があり、送信が早まってしまいます。
ランキングを表示したままにしておくと0点の順位は変わりません。
その為、月曜日はランキング固定にしている人が多いです。
ハート送信の間隔については65分がいいです。
約22個送れるのでフルオートグルでも全く問題ありません。
80分にすると24時間がきれいに割り切れるので(1日18回)曜日が変わっても問題ありませんが、もう少し縮めたい所です。
65分にすると22回送って10分あまるので、最後だけ75分後という感じでよければラマでも可能です。
まとめ
プログラムをかじった事がある方であれば理解しやすい内容だと思いますが、コンピュータを触るのが苦手という方には分からない事が多かったと思います。
今後の自動送信の解説をしていく上で知っておく必要がある内容になりますので理解しておいて下さい。
出来る限りわかるように説明しているつもりではいますが、ここの意味がよくわからないというのがあればコメントに書いて下さい。
ツムツム自動送信完成までの道のり
(この順番に読んでね)
ツムツム自動送信の準備
自動化のアプリFRepとは?
✔FRepの便利な機能を紹介 ←次はコレ
基本となる録画機能
ずれないスクロールの作り方
画像認識でタップミスゼロ
自動送信プログラムの作り方
[…] あわせて読みたい →これだけは知っておきたいハートの自動送信で必要な知識(アプリ説明) […]
[…] ✔自動化のアプリFRepとは? ←次はコレ FRepの便利な機能を紹介 基本となる録画機能 […]
[…] 自動化のアプリFRepとは? FRepの便利な機能を紹介 基本となる録画機能 […]
llamaでもひたすらまわせます。
時間の間はいりませんよ
コメントありがとうございます。
私も始めはラマを使ってましたが、曜日と時間指定になると1週間を超えた時にズレが出てきてしまうのでTaskerを使ってました。
ラマの方が設定は初心者向きなので使いやすいですよね。FRepだけでループし続ける事も出来ますよね。
[…] あわせて読みたい →これだけは知っておきたいハートの自動送信で必要な知識(アプリ説明) […]
初めまして。突然ですがハート送信の
自動化を設定してもらえまはせんか?
お願い出来るとしてお金はおいくらですか?
コメントありがとうございます。
申し訳ありませんが、自動化の設定の依頼は受け付けていません。
端末毎に設定方法が異なるのと動作の補償がしかねるのでご自身で頑張ってください^^;
わからない事の質問は出来る限りお答えします