カブトムシは昆虫の中でも一際目立ってカッコいいですよね。
幼虫から育て始めると成虫になった時の感動が忘れられないです!
やってみると意外に簡単なのでカブトムシの幼虫を育ててみましょう。
目次
カブトムシの幼虫を手に入れよう
カブトムシの幼虫がいないと育てる事もできないので、まずはカブトムシの幼虫を手に入れましょう。カブトムシの幼虫はネットの通販で購入できます。大きな公園やキャンプ場へお出かけする予定があるなら、カブトムシ採集に挑戦してみては?
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カブトムシの飼育の準備
カブトムシの幼虫を飼育する準備をしましょう。- カブトムシを飼育するケース
- ケースに入れる土
- 霧吹き
- 朽木
- プラスチックのスプーン
カブトムシの飼育に必要なものは100均ショップやホームセンターで買えます。ケースにお金を掛けたくないなら発泡スチロールの入れ物でも良いです。スーパーなどで貰えますよ!
栄養や種類によって値段も様々ですが、まずは手頃な値段のもので構いません。注意しておきたいのは、発酵させている土で匂いがキツイものがあります。家の中で飼育するなら避けた方が良いでしょう。
軽く握って固まるくらい水分を含んでいる状態が良いです。
- 土と同様に餌になる
- 加湿器代わりになる
カブトムシを飼育する土には朽木のチップ(細かく砕いたもの)が入っています。朽木は土と同じくカブトムシの幼虫の栄養源です。朽木があれば加湿器の代わりになり、湿度を保ってくれる役目を果たしてくれます。
朽木はそのままでは使えず下準備が必要です。朽木を水に3時間程つからせて充分に水を吸わせた後に半日ほど日陰で干して使います。
これが朽木です。乾燥している木でめちゃめちゃ軽いです。水を入れるケースも準備します。
ケースに水と朽木を入れると朽木はプカプカ浮きます。
このままでは水を吸わないので上からオモリをのせて木を沈めます。
3時間経った後に半日ほど日陰で干してから土に入れましょう。
朽木に水を充分に含ませてから半日以上干しているとカビが繁殖しやすいようです。干し過ぎには注意です。
それでは早速カブトムシのすみかとなる場所を作っていきましょう!
カブトムシを飼育する場所を作る
飼育するケースに土を入れましょう。ケースの高さの1/3~半分が目安です。
水につけた後に干した朽木を土の上に入れます。
その上から土を追加します。ケースの2/3~3/4が目安です。
カブトムシの幼虫は土を食べて育ちます。基本的には土の中にずっといるので、空間のスペースはそんなにいらないです。
卵を取り出す
カブトムシの幼虫を購入する場合は読み飛ばしてください。オスとメスのカブトムシがいるなら卵を産ませて育ててみましょう!カブトムシのオスとメスを一緒に飼育していると大体産卵します。外で捕まえてきたメスのカブトムシは産卵できる状態になっている場合が多いです。
カブトムシがいる土の中に卵を産んでいるので取り出しましょう。カブトムシがいると卵を傷つけてしまうので、カブトムシは一旦別の容器などに移動します。
新聞紙やチラシなどの上に土をドバーっとぶちまけます。他の容器に少しずつ土を入れ替えてもいいですが、このやり方が効率良いです。見えにくいですが、小さくて白いものがカブトムシの卵です。
卵を産み始めてから1週間もすれば20個くらい卵が見つかります。色は白や茶色、形は米粒のような形やまん丸のものなど様々です。
卵から幼虫に孵化
卵の採集から1週間ほど経つと卵から幼虫に孵化し始めます。幼虫を観察するなら傷つけないようにプラスチックのスプーンですくいましょう。卵を産んだ時期や成長スピードも異なるので少しずつ孵化していきます。
卵を孵化させる時の注意事項
卵を孵化させる時に気をつけておきたい事が3つあります。- メスを1匹飼いにする
- 産卵用のケースを用意する
- 卵は素手で触らない
メスが卵を産み始めたらチェックしておきましょう。
ストレスをためず産卵に集中させる為にはくつろげる空間が必要です。
自然で育てるならしょうがないかもしれませんが、飼育するならできる限り生存率は高めてあげましょう!
卵についての豆知識
続いて卵とメスの寿命に関する情報を紹介します。産み始めた週には20個ありその翌週から3週間連続で10個ずつ確認できたので合計50個産みました。その次の週には残念ながら息絶えてしまいました。
産み始めの頃はメスは元気ですが、時間が経っていくと卵を産まないメスに比べると元気がなくなってくるのが分かります。カブトムシの動きを見ていると圧倒的に衰えを感じます。
カブトムシの幼虫を飼育する
ケースの土の上にカブトムシの幼虫を置くと土の中に潜ります。卵から孵化したばかりの幼虫でも自力で潜っていきます。幼虫は土を食べてどんどん大きく成長していきます。
4週間もすれば土を良く食べる幼虫は他に比べて一回り大きいです。
幼虫のお世話について
幼虫を日々お世話する時に注意するポイントは3つあります。- 飼育環境
- 幼虫のフンの掃除
- 土の手入れ
この3つだけを抑えておけば幼虫は大きく成長してくれます。
定期的にスプーンですくって捨てましょう。
幼虫のフンが多すぎる時は掃除も大変なので土を丸ごと入れ替えてあげましょう。
土の状態が良くないと幼虫は土に潜ってくれません。土が乾いていないか?フンまみれになっていないか?を注意してあげ幼虫が住みやすい場所にしてあげましょう。
まとめ
カブトムシの幼虫の飼育方法の解説でした。初めての場合は準備が大変ですが、慣れてしまうと簡単です。ケースを置く場所だけ気をつければ毎日チェックしなくても良いです。2~3日に1回、週に2回くらいのペースで土の掃除や霧吹きで湿度を保ってあげましょう。
そこそこ大きくなってくるとサナギになります。場所が狭いと成虫になる前に死んでしまうのでその点だけご注意を!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
ほそめパパさん、こんにちは。
あれから卵はどうなったのか密かに気になっておりました。
それにしてもすごいですね、19匹も孵化したのですね。
入れ物の中の幼虫の存在感が。。。
これからどうなるのか、夏が来るのが待ち遠しいですね。
ウルさん、こんばんわ。
卵を生み始めた時にはもっと孵化する予定でしたけど19匹止まりでした。幼虫だけにするとなんともいえない存在感がありますよね。来年の夏まではまだまだ長いですがこのまま成虫まで無事に育ってくれる事を楽しみにしています
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