虫取りと言えば欠かせないのが虫網です。今では100均でも買えるので安く手に入ります。
それなら100均でいいんじゃないの?となりそうですが、お子さんからすると長くて使いにくいです。虫網には種類があって、使う人や捕まえる虫によって使い分けた方が便利です。
これから虫網を選ぶ方向けに虫網を選ぶ時のポイントを紹介していきます。
目次
虫網の種類
虫網には大きく2種類あります。- 虫用の網
- 魚用の網
魚用の網なら虫網と違うのでは?と思われるかもしれませんが、買い物のコーナーには同じように並んでいるので間違えないように。捕まえる生き物によって使い分けます。
網の種類 | 網の特徴 | 網目の粗さ | 値段 |
---|---|---|---|
虫用の網 | 色は白が多く柔らかい | 細かい | 安い |
魚用の網 | 色は青が多く頑丈 | 粗い | 高い |
チョウやセミを捕まえるなら虫用の網、カニやカエルなら魚用の網を選びましょう。どちらの網でも虫取りはできますが、捕まえる虫に適した網の方が良いです。
- 虫用の網でカニを捕まえる
→水に耐える強度がなく壊れやすい - 魚用の網でチョウを捕まえる
→チョウを傷つけてしまう
虫用の網は網目が細かいです。水の中で使うと水が通り抜けにくく、重くて動かしづらいです。網が柔らかいので虫を傷つけにくいですが、水の中で使うように作られていないので使いにくいです。
魚用の網は水の中で使う網なので虫用の網に比べると頑丈です。ですが、網自体がしっかりしてるのでチョウを捕まえると傷つけやすいです。
チョウは捕まえてからも網の中でバタバタと飛び回ります。網が柔らかくないとチョウの羽はすぐにボロボロになってしまいます。
つまり、どちらの網でも使えますが捕まえる生き物に適した網を選んだ方が良いです。
値段は魚用の網の方が強度があるので高めの設定です。網の大きさや持ち手の素材、伸縮可能といった機能によって値段は変わってきます。
虫用の網の選び方
それでは虫網を紹介していこうと思います。捕まえる生き物の種類や機能性から自分に合った虫網を選びましょう。100均の虫網
100均の虫網は持ち手が竹やプラスチックのものが多いです。昔ながらのシンプルな虫網といった感じです。網と棒がひっつけている部分はガムテープでグルグル巻きになってます。網の枠は針金を曲げただけの簡易なものです。乱暴に使うと簡単に曲がってしまいます。
とは言え、100均で虫網が買えるのはかなりお得です。とりあえず虫網を買ってみよう。とお考えならまずはこれですね。
普通の虫網
100均ではない虫網は100均に比べると値段は高いですが、その分機能性に優れています。網の枠が大きいと虫を捕まえやすいです。伸縮機能がある虫網なら短くすると小さなお子さんには丁度良い長さになります。
伸ばすと倍ぐらいの長さになるので大人が使ったり、高い所にいる虫も捕まえれます。持ち手の部分もステンレスなので丈夫です。
このような理由から小さなお子さんが使うなら伸縮可能な虫網はおススメです。慣れてくると徐々に長くするといった使い方が出来ます。
魚用の網の選び方
続いて魚用の網です。魚を捕まえる網なので、虫用の網に比べて頑丈です。100均では取り扱ってないと思います。虫用の網と同じように伸縮可能な網もあります。捕まえる虫がチョウやセミではなく水の中にいるカニやカエルなら魚用の網を使いましょう。
観賞魚用の網がおススメ
実はカニやザリガニといった水の中の生き物を捕まえるなら魚用の網よりも観賞魚用の網の方が便利です。ホームセンターやペットショップの金魚や熱帯魚のコーナーに置いています。畑や田んぼで虫取りをするならこれが一番使いやすいです!広い場所で虫取りをするなら大きい方が使いやすいですが、狭い場所ならこのような小さい網の方が使い勝手が良いです。
虫網は壊れます
虫取りに何回も行くようになると虫網もボロボロになってきます。100均の網ならワンシーズンも経たずに網が破れます。虫に逃げられないように虫網を振り回すので、木や地面に当たるのはしょうがないです。どこかに引っ掛けて穴が空いても一時的に結ぶと使えます。ですが、今後も虫取りを続けるなら買い替えた方が良いでしょう。
虫網の持ち手がアルミのように錆びやすい材質なら、外に雨で濡れたまま置いておくと錆びます。錆びると壊れやすくなるので、錆びを落として綺麗にしましょう。
魚用の網は虫用の網に比べると頑丈ですが使っていると網は破れてきます。
このように虫網は虫取りで大活躍しますが、使おうと思うと網が破れてた!なんて事もあります。虫網を使う前には穴が空いていないかチェックしておきましょう。
虫網を長持ちさせるには?
虫網を長持ちさせるには、注意しておくポイントがあります。- 使った後の手入れ
- 室内で保管する
虫取りが終わった後に水や土で汚れたなら綺麗に掃除しておきましょう。汚れたままだと金属部分が錆びたりして壊れやすくなります。
虫網を使わない時は、直射日光が当たらないように日陰や室内で虫網は保管しましょう。陽に当たり続けるとプラスチックの部分は割れたり、網は破れやすくなります。
虫網はどこで売ってるの?
虫取りの季節になり始めると虫網は100均やホームセンター、おもちゃ屋などで売っています。ドラッグストアやコンビニでも売ってたりするので買いやすいです。もちろんネット販売でも購入できます。急ぎでなければ店まで行かなくて良いので楽に買えます。
田舎の実家に帰って虫取りをするイメージがありますが、この時期になると虫網がめっちゃ売れて品切れ状態も続出です。
8月にもなると虫網が壊れたから新しいのを買おうと店に行っても、虫取りシーズンも終わりなので在庫が少ないです。特に100均は品切れになりやすいので買うなら早めに買いましょう!
虫網を選ぼう
虫網は実物を見た方が材質や大きさがわかるのでオススメですが、買い物に行く時間がなければオンラインショッピングを利用しましょう。早ければ翌日には手元に届きますよ。 手玉網33cm
まとめ
虫網の選び方の紹介でしたが、いかがだったでしょうか?手始めに虫網を買うなら100均で十分に使えます。とは言え、値段相応なので長くは使えないです。虫取りを長く続けそうなら、機能性に優れた虫網の方が使いやすくて便利です。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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