まず始めに、この記事の筆者である私は子供の頃、昆虫に全く興味がありませんでした。
いきなりこんな事を言うとこれからの説明に説得力がなさそうですが事実です。虫取りをするようになったのは、息子が昆虫好きな友達と遊んでる内に興味を持ち始めたのがきっかけです。
それからは、毎年5月頃から夏の終わりまで休みの日はだいたい子供と一緒に虫取りをしています。虫取りを始めてから7ほど年たちます。今ではそこそこの昆虫ハンターです!
そこで今回は、虫取り初心者だった頃に知っておけば良かった!と思えるような内容を紹介しようと思います。
これから子供と一緒に虫取りを始めようとお考えの方は必見です!
目次
昆虫採集を楽しく遊ぶための心得について
実は私は虫取りが原因で子供を叱った事があります。今思えば親としての未熟さ故にとても反省してます。この記事を読んでいる方には、私と同じような失敗をして欲しくないので、失敗事例をもとに紹介しようと思います。
考え方や教育方針は人や家庭、それぞれ違うのでこれが正しい!とは言い切れませんが参考にはなるはずです。
なるほど!と感じて頂けたなら続きを読み進めて下さい。昆虫採集を楽しく遊ぶための心得として紹介するのはこのようなラインナップです。
- 子供の行動にイライラしない
- 着替えを用意しておく
- 虫取りする時の服装
- 子供と一緒に虫取りをしよう
- 虫が飼えないならリリースしよう
それでは早速解説していきますね。
子供の行動にイライラしない
まずは、虫取りをするなら子供の行動にイライラしないように注意しておきましょう。昆虫採集に限った事ではありませんが、このようなセリフを聞いたことありませんか?こんな事になるなら遊びに連れて来なかったら良かったわ!!
色んな苛立ちから出てしまったセリフだと思いますが、なぜこうなってしまったのでしょうか?
- 虫が捕まえれずグズってる
- 子供の服が汚れた
広い公園などで虫取りをしているとこの光景を目にします。それぞれの対策方法を紹介していきますね。
虫が捕まえれずグズってる
子供からすると虫取りに行ったなら虫が欲しいのは当たり前です。そりゃ捕まえられなかったらグズりたくもなります。何度か虫取りに行くようになると分かりますが、季節や天気、時間帯によって全然虫が取れない時もあります。
「もう一緒に虫取りはしない」と言うのは簡単ですが、虫取りは子供たちを色んな意味で成長させてくれるので辞めるのはもったいないです。
子供の服が汚れた
虫取りに行くと思ってる以上に服が汚れます。草むらや水路にお構いなしでズンズン移動するのでしょうがないです。服を汚さないように注意しながらの昆虫採集は楽しいですか?答えはNOです。
そんな私も虫取りを始めた頃、思った以上に子供の服がドロドロに汚れたのでつい言ってしまいました。
その時の私の思考回路はこんな感じでした。同じような考えの方は要注意です!家に帰ってからの嫁の一言で目が覚めました。
服が汚れた
→ 嫁に怒られる
→ 子供に怒ってしまう(子供のせいにする)
→ 嫁に怒られる
→ 子供に怒ってしまう(子供のせいにする)
服が汚れたなら洗うだけやろ!気になるなら汚れないように見とけ!そんな事でヤーヤー言うな!
はい………。申し訳ございませんでした。以後気を付けます。
ぐぅの音も出ませんでした。おっしゃる通りで弁解の余地なしです。裏返していうと親の不注意でしかありません。
今なら言えますが、遊ぶ時に精一杯遊べるような環境作りをしてあげるのが親の役目です!食事で服が汚れないようにマナーで注意するのとは別です。
せっかく遊ぶなら怒りたくないし、怒られたくもないですよね。
着替えを用意しておく
虫取りをするなら服は汚れるものと考えておきます。そうすれば服が汚れても気にしなくても良いです。虫取り用の汚れても構わない服を上下用意しておきましょう。虫取りで注意しておきたいのは、怪我しないように!これだけです。
虫取りする時の服装
虫取りに行くなら動きやすくて汚れても良い服装がベストです。- 帽子
- 動きやすい服装
- 足元に注意
帽子
帽子はハチのような虫から身を守り、熱中症になるのを防いでくれます。日差しが強い時は特に気を付けて帽子をかぶっておきましょう。
動きやすい服装
まずは動きやすい服装である事。虫は待ってくれないので素早く動けるのが重要です。虫取りに行く場所によって長袖にするのも視野に入れておきましょう。雑木林で虫取りをすると思った以上に蚊が飛んでいて、気付けばめっちゃ刺されてる!なんて事もあります。
虫よけスプレーで刺されにくくはなりますが、それなら長袖と長ズボンで肌の露出を控えましょう。その上から虫よけスプレーでさらに効果アップです。
薄手の長袖やTシャツの上から脱いだりしやすい上着なら暑くても調整しやすいです。
足元に注意
草むらや山に虫取りに行くなら気を付けておきたいのはマムシです。足元が草で生い茂っているような場所なら足を嚙まれないように長靴をはきましょう。整備された道や公園で虫取りをするならいつも履きなれた靴が良いです。田んぼや畑のあぜ道に行くならドロドロになるのを覚悟でサンダルがベストかと。
やはり虫取りでは動きやすいのが重要なので、場所に応じて履物を選びましょう。
子供と一緒に虫取りをしよう
子供と虫取りに行くなら一緒に遊びましょう!ハッキリ言って虫に興味がないパパやママも多いと思います。私もその中の1人だったので。ですが、虫取りは子供との絆を深めてくれる要素がつまっています。それに新たな楽しみも見つかるかもしれません。
- 子供の期待に応えたい
- テレビゲームでは味わえない楽しさ
子供の期待に応えたい
子供に虫を取ってと頼まれたものの、捕まえられなかった時の子供の視線は冷たいです。やっぱり期待に応えてカッコいい所見せたいですよね。珍しい虫を捕まえて見せた時には「パパすげえ!」と尊敬の眼差しになり、子供との絆は必ず深まります。
テレビゲームでは味わえない楽しさ
とは言え、虫取り経験がほぼゼロの人間からすると「任せろ!」と言えるまでの道のりは遠く、思った以上に難しいです。テレビゲームとは違いリアルな虫との闘いなので。一方的にこちらが捕まえるだけですが…
虫取りに熱中し始めると、虫とのやり取りが楽しいです。虫とのかくれんぼや行動の先読みなど、普段の生活からかけ離れた体験が忘れかけていた子供心をくすぐってくれます。
虫が飼えないならリリースしよう
この写真パッと見た感じ分かりづらいですが、カエルがバケツにわさわさと入っています。カエルを捕まえるのに慣れてくると1時間もあれば20~30匹は簡単にゲットできます。子供からすればせっかく捕まえたので持って帰りたいとなりますよね。その日だけ遊ぶならいいですが、問題はその後です。
捕まえた虫をバケツや虫かごに入れたのを忘れてから何日か経つとその中の生き物は死んでしまいます。翌日が学校なら次の休みまで放置なんてことも良くあります。
その日限りで面倒を見ないなら捕まえた場所の近くでリリースしてあげましょう!
餌を与えるという面倒見ができないと生き物は死んでしまうという事を学べます。実際には餌を与えるだけではないですが…
まとめ
子供と一緒に昆虫採集を楽しく遊ぶための心得の紹介でした。今回の話をまとめました。- 子供の行動にイライラしない
- 着替えを用意しておく
- 虫取りする時の服装
- 子供と一緒に虫取りをしよう
- 虫が飼えないならリリースしよう
怪我だけ注意し、お子さんと一緒に楽しい虫取りを始めよう!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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