サンシェードのフックが風ですぐに取れて困る
台風のようなとても強い風ならまだしも、少しの風でもマグネットのフックはすぐに取れます。
アロンアルファのような強力接着剤なら強度が上がりますが、マグネットがつくような鉄板の部分にはあまり使いたくないですよね。
取り外しができないのと取れてしまったときに塗装がはげます。
そこで今回は、取り外しが可能なテープやマグネットを使ってフックの強度を高める方法を紹介していこうと思います。
目次
サンシェードの強風対策をしよう
サンシェードはどのようにつけていますか?マグネット付きのフックを利用されている方が多いと思います。ですが、それだけでは少しの風でもすぐにサンシェードが取れてしまいます。私の体験談をもとにどのように対策していけば良いか解説していきます!
サンシェードのフックとは?
私はサンシェードを家に取り付けるのにオーニング取付用のマグネットフックを使っています。磁石で簡単に付けれるので便利です。耐荷重3kgで耐えれる力はどれくらいなのか?実際に触ると分かりますが少しの力で簡単に取り外せます。
強力な両面テープで強化
簡単に風で取れてしまうので、強力な両面テープで補強します。いくつかのテープを試してみましたが、このゴリラ両面テープが個人的には一番強力でした。ホームセンターでも専用のコーナーがあるほど宣伝しており、販売元はサビ取りスプレーの「KURE 5-56」で有名な呉工業株式会社です。
公式サイトでこの商品は紹介されています。色は黒の他に透明もありますが、粘着力は黒の方が強いです。
テープを使用する際の注意事です。
- 縦方向にテープを貼る
- 厚さが19mmを超える物には使わない
- 凹凸の面には使用しない
フックの裏側に両面テープを縦方向に貼ります。私は密着度を高める為に、引き伸ばしながらテープを貼っています。
引き伸ばして使うなら貼り付ける幅の半分くらいの長さがあれば十分に足ります。あんまりにも強く引っ張るとちぎれますが、倍ぐらいはまでは簡単に伸びます。
マグネットフックの幅にもよりますが、縦に2つ並べて貼れば両面テープの作業は完了です。
見た目はブサイクですが両面テープを貼る前とは強度が段違いに違います。軽く引っ張ったくらいでは取れません。
両面テープだけではボロ負け
強力な両面テープで補強したから大丈夫!と思いきや…ちょっと強い風が吹くと取れてしまいます。強い風の後にはサンシェードがひらひらと舞いながら下を見ると無残にもフックが落ちています。フックの両面テープが部分的に剝がれており、壁側にも両面テープの跡が残っています。
強力なマグネットで強化
両面テープだけでは弱いので、強力なマグネットフックを用意しました。このマグネットの垂直耐荷重はなんと112kgです!
この商品の購入ページの説明なので、力の強さは定かではありませんが本当に強力です。圧倒的な磁力の力でこのマグネット同士がくっつくと簡単には取れません。
平面の磁石は面に対して垂直方向に引っ張る力には強いですが、水平方向からの力には弱いです。
つまり、マグネットが引っ張られる方向が垂直方向に近づくほど耐えれる力は強くなります!
このマグネットフックは輪っかの部分が閉じているので、このままではサンシェードに付けれません。
サンシェードに付けるのに、カバンなどに物をつるす時に使うカラビナを使います。
マグネットを付ける所の内側と下側に細く切った両面テープを貼っておき、風で磁石がずれるのを防ぎます。何度も付け外しを行ったので接着面がボロボロになってます…
先ほどの両面テープに沿って2つの強力なマグネットフックを壁につけ、カラビナも繋ぎ役となるように引っ掛けます。
サンシェードに付け下から見ると2つの方向から引っ張ってるのでそれぞれの負荷が軽減されます。
この強力なマグネットフックを使えば以前に比べると強度は高まってますが斜め下から引っ張られるので、水平方向からの力が大きくてこれだけでは風で取れてしまいます。
オーニング取付用のマグネットフックで補強
強力なマグネットフックが垂直方向で引っ張られるようにオーニング取付用のマグネットフックを使います。強力なマグネットフックがサンシェードに引っ張られる方向と反対の位置にオーニング取付用のマグネットフックを壁に付けます。この説明では、強力なマグネットフックは風が吹くと下側に引っ張られるので、オーニング取付用のマグネットフックは上側につけています。
オーニング取付用のマグネットフックにより強力なマグネットフックは垂直方向に引っ張られるので磁石の力を十分に発揮できます。
それぞれのマグネットの役割です。
- 強力なマグネットフック
風で飛ばないようにサンシェードを守る - オーニング取付用のマグネットフック
強力なマグネットフックの力が発揮できるようにサポート
オーニング取付用のマグネットフックはサポート役なので、両面テープは伸ばして使っても十分な機能を果たしてくれます。
これで今までとは比べ物にならないくらいフックが耐えれる力は強くなっています。
穴が広がってリングが取れる
強力なマグネットフックを使えば引っ張る力はかなり強くなりましたが、風にあおられるとサンシェードの布の穴が広がってきます。フックを取り付けていない箇所はこのような状態なので、かなりの力で引っ張られています。
このリングの部分は「ハトメ」という商品名です。ボロボロになったり紛失してしまったらホームセンターで購入できます。
強風や台風には注意
かなり強い風や台風ならサンシェードは取り外しましょう。これまでの方法でフックの力が強くなっているのは確かですが、風の力をあなどってはいけません。音が鳴るくらい強い風ならサンシェードには大人でも飛ばされるくらいの力が掛かっています。
対策としてマグネットをさらに強くする方法もありますが、取れた場合の状況を考えておく必要があります。
フックが強ければ反動も強い
強い力になればなるほど取れた時の反動も強いです。取れた時の反動でマグネットフックが窓ガラスに当たると割れる危険性もあります。マグネットが強くなったからといって大きな期待はせず、風が強い時はサンシェードがすぐに取り外しできるようにしておきましょう。
サンシェードの強風対策をしよう
サンシェードの強風対策はできるだけ早く対策した方が良いです。オンラインショップでも手軽に購入できます。 アクセサリー カラビナ
まとめ
サンシェードのフックの強度を高める方法の紹介でしたが、少しでもお役に立てる情報はあったでしょうか?サンシェードの強風から守る3つのポイント。
- 強力な両面テープで強度アップ!
- 強力なマグネットフックで強度アップ!
- 強風が事前に分かるならサンシェードを取り外そう!
サンシェードがすぐに取れるのは改善されるはずです!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。