間違ってないのに理解してもらえない…
どれだけ正しい内容でも伝わらないと意味がありません。自分の思いを相手に伝えるにはどうすれば良いのか。
話す内容は同じでも、伝え方しだいで相手の気持ちは変わります。伝わらない理由を知り改善するだけです。
この記事を書いている「ほそめパパ」と申します。
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現在の私は仕事で人材育成に取り組んでます。今やコミュニケーション能力を問われる時代です。技術職でも技術面より必要なスキルとなっています。
今回は、相手に自分の思いを伝えるには何が大切なのか解説していきたいと思います。
伝えるのに必要なのは正しさではない
見知らぬ人にいきなり声をかけられても聞きませんよね。それは相手を信用してないからです。信用できる人 | 信用できない人 |
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親や学校の先生、専門家 | 見知らぬ人、信用してない相手 (自分より年下、知識があると思えない人) |
話す内容がどれだけ正しくても、聞いてもらえないと伝えることはできません。
人は無意識に見た目や関わり方で相手を判断します。話を聞いてもらうには、相手の気持ちを知ることが大切です。
- 興味がないこと
- 指摘される意味がわからない
(自分では正しいと思ってる)
相手がこんな気持ちなら話を聞いてもらうのが難しいです。どのようにすれば聞く耳を持ってもらえるのか考えてみましょう。
聞いてもらうには謙虚な気持ちが必要
しっかりやってくれよ…
ため息まじりでこのような言葉を掛けられた経験ありませんか。こんなことを言う人の話を聞こうとは思いませんよね。
作業ミスには様々な理由があります。
- 理解できてない
- やる気がない
- 体調が悪い
(判断が鈍ってる)
同じミスを繰り返し相手も理解してるなら話は別ですが、そうでなければ相手の気持ちを理解してあげる必要があります。どんなときも上から目線で語ってはいけません。
上司と部下、先輩と後輩など立場や肩書があるかもしれませんが、そんなものは一旦横において同じ目線で話をすることが大切です。
もしあなたが逆の立場ならどうしますか。言われて嬉しいと思うような態度や言葉で接してあげましょう。
ミスをしたと本人が理解してるなら、さらに追い打ちをかけるのは感情論で嫌味を言ってるだけに過ぎません。困ってるときにこそ寄り添ってあげないと相手との信頼関係は築けません。
正しさよりも納得してもらう方が重要
SDGsって何だろう?
テレビやネットで見たことはあると思いますが、上手く説明できる人は少ないのではないでしょうか。
ネットでググれば色んな解説が山ほどあります。Sustainable Development Goalsの略でSDGs、訳すと「持続可能な開発目標」になります。
これを聞いて「なるほど!」と思う人はいるでしょうか。で…どういう意味?となりますよね。
貧困やフードロスを減らすことを始め、世の中の不平等を失くし自然を大切にするなど、長く暮らし続けていけるような活動として17つの目標を掲げています。
- 持続可能な開発目標
- 世の中をより良くするための活動
パッと聞いてどちらの方が納得するでしょうか。おそらく後者ではないでしょうか。
正しい説明よりも多少の違いはあれど納得できる言葉にしないと相手には伝わりません。つまり、重要なのは正しさよりも納得させられる言葉であることです。
伝えるのに重要なのは正しさよりもわかりやすさ
間違ったことを伝えてはいけない
こんな意識が全面的に出すぎて、細かい内容もすべて伝えようとしてませんか。
正しい内容を伝えたい気持ちよりも大切なことがあります。それは相手が話の内容を理解しているのか。
多少の間違いがあっても、細かい内容をすべて伝える必要はありません。几帳面な人ほどこのミスを犯してしまいがちですが、相手が理解してないのに話を進めてはいけません。
細かい話をし始めると話が長くなり相手は聞かなくなります。こちらで詳しくまとめてるので、あわせてご覧ください。
まとめ
相手に伝えたいときに注意するポイントです。- 謙虚な気持ちを忘れない
- 正しさよりも納得できる言葉
- すべて伝える必要はない
ようするに相手の気持ちを理解してあげないと相手は話を聞きません。会話は言葉のキャッチボールなので、相手のことを考えましょう。
というわけで、相手のことを理解し優しく接してあげれば聞く態度は変わるでしょう。
相手に自分の思いが伝われば、人生楽しくなるのでおすすめです。