文字で伝える時代は終わりつつあるのかな?
YouTubeを始め動画の配信が普及する時代となり、ネットではユーザーが利用するコンテンツが文字から動画へと移り変わっています。
ブロガーと呼ばれる記事を書く人もYouTuberへ転身する人が後を絶ちません。文章力を高めるよりも、動画の面白さや編集技術を高めた方が良いと感じるようになってます。
でも、世の中から文字を使ったコミュニケーションがなくなることはありません。
目次
文字よりも動画の方がなぜ人気があるのか?
動画が文字と比べて人気がある理由はどうしてでしょう。- 文字を読まなくて良い
- 映像と音が頭に勝手に入るからラク
何も考えずに観て聴いてるだけで楽しめる。単純にラクなのでこれが一番大きな理由でしょう。
動画の代表的なものに映画があります。観る人は音響や映像技術で魅了され、その世界観にどっぷりと入り込んでしまいます。
少し前の話題ですが劇場版の鬼滅の刃は日本中を巻き込んだ凄いブームとなりました。1度だけではなく感動するから何度も観る人がいるとニュースでも報じられました。私も映画館で観ましたが、漫画をすべて読んで話の内容は知ってるのに映像ならではの演出にとても感動しました。
文字が動画より優れてるところは?
それでは文字が動画より優れてるところはあるのでしょうか。- 映像よりも短い時間で頭に入る
- 自分のペースで読める
- 文字ならではの発想を掻き立てられる
技術が進歩して動画が作られるようになったから何もないのかな?と思いきや、文字の方が優れてる要素はいくつかあります。
映像よりも短い時間で頭に入る
文字と映像で同じ内容を理解するなら文字の方が早いです。読む人のスピードにもよりますが、流し読みなども含めサラッと読み進めることができます。映像ではシーンの良さを伝えるのに間を開けたり、会話のスピードも状況に応じて変わります。これが映画では心に響かせる演出となりますが、早さだけで比べると文字の勝利となります。
自分のペースで読める
映像では視聴者に伝わりやすいように作られてますが、理解できなかったり繰り返し観たいときもあります。巻き戻しもありますが、自分だけなら可能でも映画などでは不可能です。でも文字ならすぐに読み返すこともでき、難しそうならゆっくりと読むこともできます。
文字ならではの発想を掻き立てられる
最後に文字ならではの唯一の強みがあります。それは読者によって異なるイメージをさせることができます。論より証拠です。1つ質問させて下さい。
今度の終末の休みにどこか行かない?臨時ボーナスが入ったからお金は気にせずどこでもいいよ!
恋人からこのような誘いがあったら、あなたはどこを思い浮かべますか?頭の中に思い描く想像は人によって異なります。100人いたら100通りの考えがあります。
- 楽しかったディズニーランドに行きたい
- 行ったことないハワイに行きたい
- 話題になってる温泉に行きたい
これまでの経験やテレビやネットの情報から「どこが良いかな?」と考えますよね。これが文字の強さです。思い描く場所は違えど、その人にとっては1番行きたい場所がイメージされるのではないでしょうか。
ディズニーランド特集
こんな特番がテレビで放映されたらディズニーランドに行きたくなります。でも、ディズニーランドに行きたいかどうか気持ちが変わるだけです。
映画の良さを否定するつもりはありませんが、これは文字にしかできない力です!
まとめ
時代がどれだけ進化していっても、文字を使ったコミュニケーションはなくなることはありません。それはメールやSNSのメッセージ機能がなくならないことが証明しています。
コロナ禍となり動画のコンテンツが今まで以上に利用されるようになっても、ベストセラーを叩き出す本はあり続けます。
文章力は生活に必要なスキルです。磨いておけばかならず役に立ちます!
最後までご覧頂き、ありがとうございました。