分かってる。これからやろうと思ってた。
何か言われるとイラっとしてつい反射的に言ってしまう。なんてことありませんか?子供ならまだしも、大人になってもこのままだと上手くいかないことが多くなります。
このような言い訳をするのは理由があります。じつはそれに気づいてません。
これが直るとあなたへの注意もかならず変わります。
自分がデキナイ人と理解すればラクになる
ミスしてないのに注意されたらイラっとしますよね。それはプライドが高かったり、注意や指摘されるのが嫌な性格だからです。
注意されなくても自分は大丈夫!
こんな思いが心のどこかにありませんか。
注意を受け入れずにぶつかるとケンカや口論といった面倒なことになりかねません。
完璧ではない自分を認めよう
何か失敗した経験はありませんか?これまでに同じようなミスや心配があるから注意されます。学生時代を思い出してみましょう。
帰ったら遊ぶ前に宿題終わらせるように!
こんな注意を受けたことありませんか?私を含め、多くの人は経験してると思います。もし、いつも帰ったらすぐに宿題を終わらせる子供に同じことを言いますか?
デキル人に注意する必要はない。
デキル人にデキルことをわざわざ伝えません。あなたが注意されるのは心配する理由があるからです。それを理解しないといけません。
自分ではデキルと思ってるのを注意されるからイラっとします。でも実際にはデキナイと思われてるから注意されるわけです。
自分が思ってるほど大丈夫じゃない
この事実を受け止めましょう。そして、考え方や気持ちを変える努力をしましょう!
- 大丈夫だから心配いらない(反論する)
↓ - 心配してくれてありがとう(受け入れる)
言葉にすると簡単ですが、考え方を変えるのはとても難しいです。
でも、考え方を変えることが出来たら気持ちがラクになるのは保証します!かつての私がそうだったので(笑)
まずは注意や指摘されたことを受け入れることから始めましょう。ネガティブに考えすぎるのは良くないですが、自分を客観的に見るとダメな部分があることに気づくでしょう。
伝え方しだいで良くも悪くもなる
気をつけて行ってらっしゃい
出かける人に声を掛けますよね。
- 道でこけたり、つまづいたりしやすい。
- 車通りが多い場所に行くから気にしてる。
- 誰か出かけるから挨拶のような掛け声。
話し相手が子供だったり、出先の交通量が多い、挨拶のように声をかけたりと理由は様々ですが、同じ言葉で伝えます。
- ありがとう。気をつけるね。
- 無言(返事なし)
- わかってる。
こんな反応が考えられますが、1つ目はベストな返事です。2つ目だと返事しろよ!となります。
問題は3つ目です。言われた内容に関係なく「わかってる。」と反応してしまう。言い方にもよりますが「わかってるわ!」と反発すると口論になりかねません。
悪気はないかもしれませんが、伝え方しだいで相手の反応は大きく異なります。
「大丈夫かな?」と心配してるか、深い意味がないかもしれません。でも、気を掛けてくれてるのに違いはありません。どうでもいい人に声は掛けません。
「心配してくれてありがとう。気をつけるね。」と返事をすれば相手も嫌な気がしません。感謝を含めた伝え方に変えるだけで、相手との関係性はより良くなること間違いなしです!
出来ないと思う人に指摘される
気持ちが大人じゃないと指摘された相手によってイラっとすることがあります。- 親が子供に指摘される
- 先生が生徒に指摘される
- 上司が部下に指摘される
指導する側の立場や自分より年下なら指摘されると受け入れたくない気持ちが前に出てしまい、反感してしまいます。つまり、同じ内容でも相手によって気持ちが変わります。
あるテストの結果が80点でした。
- 100点の山田君
- 40点の上田君
あなたはどちらに教えて欲しいですか。
この問題の解き方を教えてあげるね
満点の山田君はおいといて、上田君には言われたくないと思いませんか。それは、自分より点数が低いから。
でも、間違えた問題を上田君が正解してたらどうでしょう。2人とも正解してるけど、他の問題の正解率がジャマをして上田君がデキナイ人に見えてます。
間違えた問題だけの話だと2人とも正解してるからどちらに聞いても解き方を知ってるはずです。じつは何も考えないと無意識に人を色眼鏡で見てしまいます。
相手の見た目などの情報は無視して話の内容だけを受け止める
誰が言っても正しいことは正しいです。
考えることが大切
どんなことを言われても、それが本当に正しいか自分で考えることが必要です。普段から何も考えないで行動してると判断を誤ってしまいます。
いつも満点の山田君なら間違わないはず
このような思い込みがあると、ミスしてるかもしれないと考えません。人のせいにしないようにも、最後は自分でものごとを考える必要があります。
まとめ
もし誰かに注意されたら一旦立ち止まってみましょう。- 完璧ではない自分を認める
- 注意されたら感謝をする
- 色眼鏡で人を見ない
- 最後は自分で考える
これを意識してから行動するようにしましょう。
自分を見つめ直してダメなところに気づけば改善することができます。少しでも参考になれば嬉しいかぎりです。
伝え方や気持ちが変われば、まわりの自分に対する見え方も変わってきます
最後までご覧頂き、ありがとうございました。